結局、なんだかんだでSurface Book2ばかりを愛用している今日この頃。 せめてアドビが、というか、イラレとフォトショが軽快に動作さえしてくれれば、Pro Xちゃんももうちょっと使えるんだけどなぁ…。 今のところ、ただの高価なお絵描きタブレットになってしまっている。

久々Pro Xでタイピングしてみると、やっぱり打鍵感はPro Xのタイプカバーの方がいいんだよなぁ。 あと、地味に驚くのが、スリープ時のバッテリー持ち。 最近のデバイスはそうなのかもしれないけど、２、３日放置してた程度では全然バッテリー減ってなくてすごい。 ちょっと絵を描くのに鞄に突っ込んでおけば、さっと取り出してさくっと作業開始できる。 ホント、アドビだけなんとかしてくれれば/笑。

Surface Book2は当然便利でいいんだけど、やっぱり重いしデカいし、鞄の中で結構邪魔になるんだよなぁ…。 分かりきってたこととはいえ、あまりにもARM版Windowsの盛り上がりがなく、ホントにこのままいくとRTちゃんの二の舞になりそうで心配だ/笑。

クリスタことClip Studio。 お絵描き勢にとっては、絶大な人気を誇るソフトらしい。 確かに使い勝手はいいし、なにより動作が軽い！ 入稿とかの兼ね合いでイラレやフォトショを使う必要性がなければ、クリスタ一本で完結できるレベル。

で、このクリスタとSurface Pro Xの愛称が実はすごくいいのではないかと思っている今日この頃。 すでに従来のSurface Proでクリスタ使ってる人はいっぱいいると思うし、なんなら廉価版のSurface Goでも全然動くけど。 ただ、従来Surfaceは分厚いし、ペンは画面横に無理やりマグネット設置で危険だし。 Goちゃんは小さくていいけど、絵を描くには小さすぎるし。 Surface Bookはいちいちタブレット部分を取り外すのがすごく面倒くさいし。

てことを色々考えると、Surface Pro Xこそ、クリスタ勢にとって最高のSurfaceだと思う。 ※決して、自分がPro Xを持て余しているから無理やり使い道を見出したわけではない/笑

なんか、国内ではあんまり話題になってなさそうな印象のSurface Pro Xについて。

現状最新のモバイル用Surfaceのラインナップとして、

• Surface Pro 7
• Surface Pro X
• Surface Go
• Surface Laptop 3
• Surface Book 2

があるわけだけども、Pro XはArmプロセッサ採用のちょっと風変わりな子なのです。

Armプロセッサ採用ということで、簡単にいうと、これまでのWindowsアプリとの互換性がない。 まぁ、実際にはエミュレーション機能によって32bitアプリなら動くんだけど、あくまでエミュレーション経由させるから動作は重い。 且つ、世の中は64bitマンセー状態なので、そもそも32bit縛りでは動かないアプリがかなりある。みなさん大好きアドビCCも然り(イラレ・フォトショはかろうじて32bitもまだあるから、重いけど一応動く)。 そんなスペックにも関わらず、Pro 7よりも割高(モデルによるけど)。

そんなこんなで、海外ではすでに酷評されてるっぽいけど、国内では意外と話題にすらされていない模様。 というわけで、地雷覚悟でPro Xを購入した身として、現状の使い心地を率直に書こうと思う。